飼料用米(モミ米)の活用が広がる中、その保管方法として「ソフトグレインサイレージ(SGS)」が注目されています。
しかし、専用のラップマシーン導入は高額な投資が必要であり、手間もかかるとお悩みの農家様も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、フレコンバックを活用したサイレージ調製です。
特に「内袋があらかじめセットされたフレコン」を使用することで、低コストかつ高効率に高品質なサイレージを作れます。
今回は、飼料用米のサイレージ調製にフレコンバッグが選ばれる理由と、選び方のポイントについて解説します。
飼料用米のサイレージ調製にフレコンが最適な理由
飼料用米をサイレージ化(発酵)させて長期保存するためには、空気を遮断して嫌気性発酵を促す必要があります。
従来はロールベールラップなどが一般的でしたが、以下の理由からフレコンバッグへの切り替えが進んでいます。
- 導入コストが圧倒的に安い
高価なラッピング機械を購入する必要がありません。
フレコンバッグとスタンド、そして破砕機(籾すり機等)があればすぐに始められます。 - 作業効率が良い
ロールベールに比べて一度に大量(1トン前後)の保管が可能です。
フォークリフトでの運搬や段積みが容易で、倉庫のスペースを有効活用できます。 - 気密性の確保
通常、織物であるフレコンバッグ自体には通気性がありますが、ポリエチレン製の内袋(インナーバッグ)を併用することで、高い気密性を確保できます。
これにより、発酵品質を保ちながらの長期保管が可能になります。
①「内袋セット済み」フレコンバックで作業時間を半減

フレコンバッグでサイレージを作る際、最も手間がかかるのが「内袋のセット」。
大きな袋をフレコン内部によれずにセットするのは重労働ですが、ふくろ屋ふくながでは「内袋が最初からセットされたフレコン」をご用意しています。
このタイプを使用することで、内袋を敷く作業が不要になり、作業効率が格段に向上します(当社比で作業時間約1/2に短縮)。
届いてすぐに籾米を投入できるため、忙しい収穫期の負担を大幅に軽減します。
また、密封性バッチリの内袋で防湿・漏れ防止機能も優秀です。
②内容物がひと目で確認できるポケット付きフレコン

サイレージ調製されている農家の方からよくあるお問い合わせが「食用と飼料用米を両方収穫していて、区別が付きにくい」というお悩み。
A5サイズの荷札ポケット付きのフレコンバックなら、本体にはい票箋を入れられます。
ポケットに入れたはい票箋を一目で確認できるので、内容物の確認が簡単になり、判別間違いが起きにくくなります。
サイレージ用フレコン選びのポイント
サイレージ調製を成功させるためには、適切なスペックの袋を選ぶことが重要です。
- 内袋の厚み
基本的には「0.06mm」の厚みが強度とコストのバランスが良く、多くのお客様に選ばれています。
より破れにくさを重視する場合や、長期保管のリスクを減らしたい場合は「0.08mm」や「0.15mm」の厚手タイプをお選びください。 - 管理用ポケットの有無
飼料用米は、食糧法により食用米と明確に区分して管理・保管することが義務付けられています。
「はい票箋」などの管理票を入れられる透明ポケットが付いたフレコンバッグを選べば、法令遵守と在庫管理がスムーズに行えます。 - 容量の選択
標準的な1トン(1000L)タイプだけでなく、小規模な給餌や狭いスペースでの保管に適した小型フレコン(200L~600Lなど)もございます。
一度に使い切れる量に合わせてサイズをお選びください。

フレコンバッグを使ったサイレージの作り方(SGS)
一般的な手順は以下の通りシンプルです。
- フレコンをセット
フレコンスタンドにバッグをセットし、口を開きます。 - 破砕・投入
籾米を破砕機にかけ、フレコンバッグへ直接投入します。この際、乳酸菌などの発酵促進剤を添加するとより良質なサイレージになります。 - 密封(ここが重要)
空気が入らないよう、内袋の口をしっかりと縛ります。
「フレコンストッパー」などを使用すると、より確実に密閉でき、カビの発生などの失敗を防げます。外袋の口も閉じて完了です。
サイレージ調製用フレコンバック選びなら、プロにお任せください
フレコンバッグを活用した飼料用米サイレージは、設備投資を抑えつつ、効率的に自給飼料を確保できる賢い方法です。
特に「内袋セット済み」や「ポケット付き」の製品を選ぶことで、現場の作業負担を大きく減らせます。
ふくろ屋ふくながでは、お客様の用途に合わせた最適なフレコンバッグや内袋をご提案しております。
「どの袋が良いかわからない」「特注サイズが欲しい」といったご相談も、ぜひお気軽にお問い合わせください。






