フレコンバッグは使い回せる?再利用のリスクと「ワンウェイ」がコスパ最強な理由

フレコンバッグは使い回せる?再利用のリスクと「ワンウェイ」がコスパ最強な理由

「フレコンバッグは一度使ったら捨てるべき?それとも何回も使えるの?」

コスト削減のために、同じフレコンバッグを繰り返し使用したいと考える方は多くいらっしゃいます。

結論から申し上げますと、フレコンバッグには「使い切り(ワンウェイ)」と「繰り返し用(ランニング)」の2種類があり、種類によって使い方が異なります。

今回は、それぞれの違いと、実は「ワンウェイタイプ」を毎回新品で使うほうが、コスト面でも安全面でもメリットが大きい理由について解説します。

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フレコンバッグの「ワンウェイ」と「ランニング」の違いとは?

フレコンバッグは用途に合わせて設計強度が異なります。

まずはご自身がお持ちのバッグがどちらのタイプかを知ることが大切です。

ワンウェイタイプ(1回使い切り)

その名の通り、一度の使用を前提に作られたバッグです。

  • 特徴:生地が比較的薄く、軽量で安価。
  • 用途:原料の輸送や、最終処分場へ送る廃棄物など、片道輸送によく使われます。

段積み

ランニングタイプ(繰り返し使用)

複数回の使用に耐えられるよう設計されたバッグです。

  • 特徴: 生地が厚く頑丈で、ベルト等の補強もしっかりしている。価格は高価(ワンウェイの数倍~10倍以上)。
  • 用途: 自社工場内の工程間移動など、特定の場所を行き来する場合に使われます。

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再利用は意外と損?ワンウェイタイプが選ばれる3つの理由

「丈夫なランニングタイプを長く使ったほうが得では?」と思われるかもしれませんが、実は多くの現場で「安価なワンウェイタイプを使い切る」方が選ばれています。

その理由は、トータルコストと手間にあります。

 

1. メンテナンス・管理コストがかからない

繰り返し使う場合、使用後に以下の手間が発生します。

  • 洗浄・清掃: 内容物が残らないよう洗う必要がある。
  • 点検: ほつれや穴がないか毎回チェックが必要。
  • 保管: 次回使う場所まで回収し、保管するスペースが必要。

人件費や管理費を考えると、毎回新品のワンウェイを使う方が安上がりになるケースがほとんどです。

2. コンタミネーション(異物混入)の防止

前回の内容物が残っていると、次の製品に混ざってしまうリスクがあります。

毎回新品を使えば、衛生面や品質管理の不安を一掃できます。

3. 安全性の確保(事故リスクの低減)

フレコンバッグは紫外線や摩耗で劣化します。

見た目は大丈夫そうでも、吊り上げた瞬間に破断する事故は後を絶ちません。

「いつ破れるかわからない古いバッグ」を使うよりも、「新品」を使う方が、現場の安全を確実に守れます

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弊社のフレコンバッグの再利用と保証について

弊社の主力製品であるフレコンバッグについても、「何回も使えますか?」というご質問をよくいただきます。

弊社のフレコンバッグは、コストパフォーマンスに優れた「ワンウェイ(一回使いきり)」タイプの仕様となっております。

 

PL保険(生産物賠償責任保険)の適用範囲について

弊社では万が一に備え生産物賠償責任保険に加入しておりますが、対象となるのは「適正な使用」に限られます。

  • 対象期間:商品引渡し日より1年以内
  • 対象回数:1回目のご使用
  • 対象事故:ソフトバッグに起因する事故

つまり、一度使用したバッグを再利用し、その際に事故が起きた場合は保険の対象外となってしまいます。

従業員の皆様の安全と、万が一の補償を考えると、やはり毎回新しいバッグをご使用いただくことを強くおすすめいたします。

 

安全とコスパを両立するなら「ワンウェイ」の活用を

フレコンバッグを何度も使い回すことは、点検の手間や事故のリスク、そして保険適用外となるデメリットがあります。

メンテナンス不要で常に強度のある新品を使える「ワンウェイタイプ」は、結果として現場の負担を減らし、コストパフォーマンスを最大化します。

 

安価で高品質なワンウェイフレコンバッグをお探しなら、ぜひ弊社のフレコンバッグをご検討ください。

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