【作業効率を劇的改善】シートモッコとは?メリット・使い方から選び方まで徹底解説

建設現場や造園作業で、「もっと効率よく資材を運びたい」「現場を汚さずにクリーンに作業を進めたい」といった悩みを抱えていませんか?
そんな課題を解決してくれるのが、今回ご紹介する「シートモッコ」です。
この記事では、シートモッコがどのようなものなのか、現場にどんなメリットをもたらすのか、具体的な使い方や最適な製品の選び方を詳しく解説します。
シートモッコとは?
シートモッコとは、土砂や砂利、肥料、建設資材などをまとめて包み込み、クレーンなどで吊り上げて運搬するための布製のシート状の吊り具です。
風呂敷のように荷物を柔軟に包み込めるのが大きな特徴です。
よく比較されるものにワイヤーを網状に組んだ「ワイヤーモッコ」がありますが、シートモッコは布製のため、軽量で扱いやすく錆びる心配もありません。
また、ワイヤーの網目からこぼれてしまうような細かい砂利や土砂なども、シートモッコなら安全に運搬できます。
【ここがすごい】シートモッコを使う5つのメリット
シートモッコを導入すると、現場作業にこんなメリットがあります。
1. 作業効率の向上
これまで何度も往復して運んでいた肥料や堆肥、セメント袋などを一度にまとめて吊り上げられます。
手作業での運搬に比べて時間と労力を大幅に削減でき、作業全体の効率を向上できます。
2. 安全性の向上
シートモッコはポリエステルなどの繊維で作られているため、ワイヤーモッコのようにワイヤーがささくれて手を傷つける心配がありません。
手袋なしでも安全に扱うことができます。
3. コンパクトで収納も簡単
使用しないときは、折りたたんでコンパクトに収納できます。
ワイヤーモッコのようにかさばらないため、倉庫や車両のスペースを有効活用できます。
砂利などを運ぶ用途ではフレコンバッグ・トン袋もありますが、フレコンバッグは基本的に一回で使い捨てするタイプが多く、一度広げると折りたたみしにくいデメリットがあります。
4. デリケートなものも運搬可能
布製で柔軟なため、運搬物に傷をつけにくいという利点があります。
また、土砂や砂利といった細かいものから、形状が不揃いなものまで、さまざまな荷物を安定して運べます。
5. 周囲を汚さずクリーンな現場
シートが荷物をしっかりと包み込むため、運搬中に土や砂がこぼれ落ちるのを防げます。
例えば造園・土木作業では、狭い場所への花崗土の運搬や、肥料・堆肥、セメント袋などをまとめて運ぶ際に最適です。
また、建設・解体現場では建設資材の荷揚げや、解体で出た細かいガラや廃材の運搬にも使用されます。
シートモッコの選び方
1. 素材で選ぶ
ポリエステル帆布製のものは、耐候性や耐摩耗性に優れており、屋外でのハードな使用にも耐えられます。
運搬するものや使用環境に合わせて選びましょう。
2. サイズで選ぶ
シートモッコには1.5m角の小さなものから、3m角の大きなものまで様々なサイズがあります。
運搬したい荷物の量や、作業スペースの広さに合わせて最適なサイズを選びましょう。
3. 吊り方で選ぶ
吊り手の形状には、フックへの掛け外しが容易な「2点吊り・エンドレスタイプ」や、より安定して吊り上げられる「4点吊り」などがあります。
クレーンの種類や荷物の重量、形状によって使い分けます。
ふくろ屋ふくながでは、ポリエステル帆布製のシートモッコを多数取りそろえております。
通常の2点吊り・4点吊りのほか、防水シートタイプもありますので雨天時の作業や濡れたものを吊り上げる用途にお使いいただけます。
また、一覧にないサイズでも1枚から特注・オーダーメイドが可能ですので、貴社の現場にぴったりなシートモッコをご用意できます。
お困りの際はお気軽にご相談を
シートモッコは、現場作業の効率と安全性を同時に高められる、非常に優れたツールです。
ぜひ現場に合うシートモッコを使って作業を楽に、安全にしましょう。
その他にもお困り・お悩み事がございましたら、ぜひお気軽に『ふくろ屋ふくなが』にご相談ください。